将来子どもたちが生活していく上で、『居・職・住』は自立するためのとても大事な三要素です。
びよんどでの経験は子どもたちの自信に繋がり、
生活能力の向上を目指すきっかけになると考えています。
特徴やできる事
- 『居』 びよんどは安心できる居場所
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学校でもない。家でもない。子どもたちが他に頼れる居場所になりたい。と考えています。年齢が上がってくると反抗期もあり、親や学校の先生と素直に関われない時があります。そんな時、子どもたちの安心できる第三者として接していきます。
- 『職』 将来の「働く事」に向けた、早い段階からの体験
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学校を卒業するとびよんどに通う期間は終了し、就職することになります。
社会には、様々な目に見えないルールがあり、経験したことのない困り事も出てきます。
学校では補いきれない必要なスキルを学び、社会に出た時に起こりがちな
些細なつまづきへの対処方法を見に付け、自信を持って集団行動を取れることを目指します。 - 『住』 一軒家ならではの、家庭生活を意識した訓練
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日常生活において(食事・排泄・着替えなど)一人で出来ることを増やし、一人で過ごせる時間を作ることが、生活の場の選択においてとても重要です。びよんどでは将来の生活を見据え、日常生活自立訓練に取り組んでいます。
プログラム紹介
勉強
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学習ルームが 2 部屋あります。『スマイル』では、皆の様子を見ながら勉強することが出来、困った時にすぐに指導員がフォローすることが出来ます。『キラリ』では、塾のように一人ひとりが集中して取り組むことが出来る部屋になっています。どちらの部屋でも、25 分間机に向かい、落ち着いて勉強に取り組む事が出来ます。
おやつ作り、料理体験
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包丁で野菜を切ったり、コンロでお湯を沸かしラーメンを作ったり、子どもたちのおやつは子どもたちが準備します。今まで 50 品以上作っており、子ども達から食べたいおやつのリクエストも多いので、アンケートを取る事もあります。びよんどで料理に取り組んだ事がきっかけとなり、家でも始める子も多いですよ。
SST
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社会の中の目に見えないルールや、周りの人へ配慮する心、相手の気持ち、などについて深く考え、社会で生きていくうえで必要な力を育てます。社会に出て行動すると、様々なことが起き、自分で何とかしないといけません。電車やスーパーの中などでの気を付けるべきことを学び、実際に行動できるかまで練習します。
一日の流れ
平日
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14:00
- 来所
- ・健康状態の確認、荷物整理
- ・連絡帳等の提出
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15:00
- おやつ
- ・おやつ作り(ガスや包丁の練習)
- ・片付け(皿洗い等の練習)
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16:00
- レクリエーション、SST、工作など
- ・室内外での活動
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17:00
- 課題、勉強
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17:30
- そうじの練習
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17:50
- 帰りの準備
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18:00
- 帰宅
土曜・祝日
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10:00
- 来所
- ・健康状態の確認、荷物整理
- ・連絡帳等の提出
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10:30
- 課題、勉強
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11:00
- レクリエーション、SST、工作など
- ・室内外での活動
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12:00
- お昼ご飯
- (戸外で食べることもあります。)
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13:00
- 自由時間
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14:00
- 集団プログラム、SST
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15:00
- おやつ
- ・おやつ作り(ガスや包丁の練習)
- ・片付け(皿洗い等の練習)
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15:30
- そうじの練習
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15:40
- 帰りの会
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15:50
- 帰りの準備
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16:00
- 帰宅
※上記は、一例になります。